読売新聞グループ本社 > 読売ジャイアンツ 読売ジャイアンツ(よみうりジャイアンツ、Yomiuri Giants、読売巨人軍、よみうりきょじんぐん)は、日本のプロ野球球団。セントラル・リーグに所属する。略称は「ジャイアンツ」「巨人」。NPB 傘下の球団としては最古の球団(日本で最初に設立されたプロ 261キロバイト (40,520 語) - 2021年11月21日 (日) 08:58 |
スポーツ 野球 2021年11月23日
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/11231700/?all=1
(出典 www.dailyshincho.com)
大きな波紋を呼んだ発表
レギュラーシーズンは3位に沈み、クライマックス・シリーズではファイナルステージでヤクルトに1勝もできずに敗退した巨人。シーズン終了直後に原辰徳監督と新たに3年契約を結び、コーチ陣の入れ替えを行うなど、既に来季に向けて動き出しているが、“ある発表”が大きな波紋を呼んでいる。今季、支配下契約を結んでいた12人もの選手を一斉に自由契約とし、育成選手として再契約する見込みだという。
【投手】
田中豊樹(2019年オフに日本ハムから移籍)、鍬原拓也(17年ドラフト1位)、横川凱(18年ドラフト4位)、井上温大(19年ドラフト4位)、伊藤優輔(20年ドラフト4位)、堀岡隼人(16年育成ドラフト7位)、沼田翔平(18年育成ドラフト3位)
【内野手】
香月一也(14年ドラフト5位)、ウレーニャ(19年オフに入団)、平間隼人(19年育成ドラフト1位)、増田陸(18年ドラフト2位)
【外野手】
伊藤海斗(19年ドラフト6位)
■潜在能力の高さに定評
この12人の中には、怪我を理由に一度育成契約となりながらも、今年8月に支配下に復帰したばかりの鍬原拓也や、ルーキーの伊藤優輔などが含まれている。伊藤は11月1日にトミー・ジョン手術を受けており、来季中の復帰は難しいという事情はあるとはいえ、社会人から入団したルーキーがわずか1年で自由契約となるのは異例だ。
しかし、巨人の育成選手を巡るニュースは、これで終わりではなかった。11月18日には、山下航汰が球団からの育成選手としての再契約のオファーを断り、他球団での支配下契約を目指して、自ら自由契約となることを選択したことが明らかになったのだ。
山下は、群馬の健大高崎から18年の育成ドラフト1位で巨人に入団。1年目の開幕早々から二軍で結果を残して、19年7月に支配下契約を勝ち取った。同年は、ルーキーながらイースタン・リーグの首位打者に輝いている。2年目となる昨季は右肘痛に苦しみ、リハビリに専念するために今季から再び育成契約となっていた。もともと潜在能力の高さには定評があるだけに、山下の獲得に乗り出す球団が出ることが十分考えられる。
■残留が“暗黙の了解”
そもそも巨人の「大量育成契約」は何が狙いなのか。ひとつは、故障で長期的にプレーできない選手を支配下登録から外すことで、新たな戦力を獲得する枠を確保することだ。以前にも、19年のドラフト1位である堀田賢慎は、1年目に右肘のトミー・ジョン手術を受け、その年のオフに育成選手として再契約している。
もうひとつは、他球団からフリーエージェント(FA)で獲得した選手の人的補償として、若手の有望株が他球団に流出することを防ぐことが目的とされる。冒頭で触れた自由契約となった12人を見ても、横川凱をはじめ、井上温大や堀岡隼人、沼田翔平、伊藤海斗など20代前半の若手が多く含まれている。自由契約になれば、人的補償の対象から外れ、他球団に狙われる心配はない。
もちろん“自由契約”となるため、他球団からオファーがあれば移籍も可能だが、「育成選手として再契約の見込み」と報道されている通り、そのまま巨人に残留することが“暗黙の了解”となっているようだ。戦力を補強したい他球団からすれば、何とも歯がゆい話ではあるが、現行のルールでは、これらの選手の獲得に動きにくいのが現状だ。
しかし、「日本プロ野球育成選手に関する規約」第2条には、こう記載されている。
<本規約に定める日本プロフェッショナル野球育成選手(以下『育成選手』という)とは、前条の日本プロフェッショナル野球組織の支配下選手として連盟選手権試合出場可能な支配下選手登録の目的達成を目指して野球技能の錬成向上およびマナー養成等の野球活動を行うため、球団と野球育成選手契約(以下『育成選手契約』という)を締結した選手をいう>
>>1の続き
■早急な見直しを図るべき
育成選手制度とは、支配下で登録するには、技術的に足らない選手の“育成”を目的としたものだ。これを考えると、巨人の育成選手を巡る一連の動きは、本来の目的から外れている。
現行の育成選手や育成ドラフトの制度ができたのは05年であり、そろそろ見直しを検討すべき時期に入っている。シンプルに問題を解決するのは、二つのルールが必要になるだろう。長期間のリハビリを要する選手のために「長期故障者枠」を設けることだ。ただし、球団側の悪用を防ぐために、この枠に登録した選手は支配下登録に戻すことができない期間を作る。
もうひとつは、育成選手として再契約することを前提として自由契約になった選手に対して、他球団と自由に交渉できる場を“公”に設けることだ。他球団がこうした選手に対して、オファーができれば、育成選手として残留するよりも良い条件で、移籍が実現する選手は増えるだろう。また、先ほど触れた、人的補償の対象から外す目的で行われる“仮の自由契約”もなくなるはずだ。
育成選手制度は、多くの選手にチャンスを与えるという意味で有効なものではあるが、現在の状況は本来の目的とズレが生じていることは、やはり否めない。より多くの選手が才能を開花させる環境を整えるために、早急な見直しを図ることが必要だろう。
西尾典文(にしお・のりふみ)
野球ライター。愛知県出身。1979年生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行う。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。
紳士たれ
そもそも人的補償もおかしいんだけどね
>>5
ドラフトの指名権にしたら良いやん
日本ハムファイターズから
西川遥輝外野手(29)、大田泰示外野手(31)、秋吉亮投手(32)が来るからな
>>10
大田は巨人には行きたくないだろ…
あれ?
巨人軍は資金的に余裕があるから1年でクビを切ることはない。面倒見がいいとか言ってたよね?笑
>>11
クビ切ってねえじゃん
>>11
育成で再契約ってまだ面倒見るよってことだろ
怪我の治療だから支配下から育成にしたのが悪いのか?
>>15
他球団との比較なら問題あるよ。支配下のままなら年俸減額制限なども適用になる。
>>77
限度越え拒否して得られる権利は自由契約で
自由契約になるんだから問題無いやろ
そもそもデビューする前から何人TJしてんだよ
スカウトが節穴すぎ
卑怯だというなら獲ればよい
一発で戦力外になるのとどっちがいいのかは本人次第だな、山下みたいなのもおるし
トミージョン手術したなら育成は仕方ないかと
1年以上リハビリ確定だからな
大谷みたいに二刀流なら打者のみでってのもありえるけど
普通は仕事全く出来ないの確定だからなぁ
>>1
句読点が変だな、この人
文章も前後を入れ替えればもっと読み易くなるのに
>>38
この書き癖は西尾だなと思ったら
やっぱり西尾だったw
FA逃れって言うけど自由契約になったんなら引き抜けるじゃん
山下みたいに自分で選択する道もあるからなあ
まあ山下も他所が支配下で取るか分からないけど
故障者枠ってのがないから育成に移してるって話でしょ
即クビにしろって言ってんの?
山下なら欲しいチームはあるだろう
楽天の西巻って若手が石井の横暴でたった2年で育成送りにされたけど
拒否して支配下目指したけどロッテが取ったし
ルールには違反してないよね?
FAなんだから他所は公示が出た瞬間に電話して取りに行け
社会人野球が凄く減ってしまったから本来なら社会人に行ってた層を受け入れてるんだよな
社会人野球も早くクビになるし
半分以上怪我だろ
山下が自由契約になったけど、果たして支配下で取る球団はあるのだろうか
まさか育成ならいいよなんて球団はないよなw
大阪桐蔭4人衆で最初に横川が自由契約になったか
クビではないけれども
故障者枠ってのは要はメジャーで言うDL枠(今はILだっけ?)のことだよな
あの程度の制度すらちゃんと整備してないってNPBはほんと怠慢ね
アメリカなら見込みが無かったら問答無用で即クビだろ
あと巨人だからこうやって記事になるが普通に他球団も高卒2年目でクビとか普通にある
>>108
クビじゃなくてプロテクト逃れだから問題なんだが
>>111
プロテクトどころか交渉は自由なんて本当に欲しかったら支配下で契約すれば良い
実際は育成に落とされるような選手は故障や2軍ですら使えないレベルの選手ばかりだけどね
この記事は巨人じゃなきゃ相手にされない内容だよw
記事にも書いてあるけど他球団から支配下のオファーあったらそっちに行けるでしょ
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